久々にQrzoneを聴いていたら、いきなり被弾した。
「俺をプリンセス扱いするやつは二度と姫扱いしないから! 覚えといて」
エッッッッ
私のことやん!?!?!?!
ごめん!!!!!
自覚がありすぎて、ごめんしか出てこなかった。
これでも、鍵なしのTwitterやブログでは、なるべくママとかプリンセスとか過度のかわいいは言わない、もしくはエゴサに引っかかりそうな名前や愛称と一緒に使わない、というのは気をつけていたつもりだった。
LINEでは「ママ!!!」「おてんばプリンセスかわいすぎ」とか言いまくってしまっている。
なんだか心細くなり、思わず「プリンセス」でパブサしてしまった。同じように動揺しているオタクがたくさんいて、少しほっとした。
そしてこの後タグ付けすらされていない「プリンセス扱い」というワードが日本のトレンドになってしまった はたから見たらこれがSZ関連でトレンド入りしているなんて思わないだろうな
待てよ。彼は「プリンセス扱いするやつは二度と姫扱いしない」と言った。それって言いかえれば姫扱いを求めなければプリンセス扱いしてもいいってこと…!? 元々私はただただSZを愛でたいだけなので(キモい)、別に姫扱いなんて求めてないし。少し光が差した気がした。
そして、先ほどの動揺したオタクも同様に思考をシフトチェンジというか開き直りをしていた。姫じゃなくていいです。じいやでもばあやでも女官でも執事でもフットマンでもなんでもいいです……。
あと、プリンセス扱いへの代償というか仕返しというか脅迫が、「二度と姫扱いしない」ってなんかすごく……かわいい。
すでにかわいい。あとかける曲Peach! ふざけてる。なんでここで糖度1万%のスイーツラブホリ王子の代表曲をくり出してくるんだよ……。
放送が終わったあとも、Twitterにへばりつきたらたらと思いをこぼし、しばらく動けなかった。とりあえず、自分と似たオタクが少なからずいることにはほんとうに安心した。Twitterやっててよかった。
彼が「かわいい」より「かっこいい」が嬉しいこと、王子様を極めたいことはかねてより重々承知していた。
でもごめん、だって、かわいいんだもん。
そもそも彼と私(たち)の「かわいい」への理解がなんだか違う気がする。
私(たち)が推しに発する「かわいい」は、
もちろん見た目は素晴らしい
素敵
愛おしい
好き etc.
みたいなプラスの感情の総合芸術みたいな形容詞なんだけれど。
オタクって賞賛するとき語彙死ぬし。
だってほら漢字にしたら「可愛い」よ。
愛す可しってことでしょ。(おぼろげな漢文の知識)
かっこいいはさ……「格好いい」、格好がいい。だけやん。たぶん。私の推しはそんな表面的な存在じゃあないんだよ。
※かっこいいという言葉をディスってごめんなさい。もちろんSZを見て「かっこよ……!」って言う時もたくさんあります。ダブスタ?
たぶん彼の思う「かわいい」は、
一般的なカワイイで、
ピンクとかハートとかみたいななんかそういう…
従来「女の子」に向けられているものなんだろうな。
私はSZを見たら、思わず総合芸術的な「かわいい」を発してしまうし、彼はその番長か?ってくらい「かわいい」ので、「かわいい」って言ってしまう。
そしてプリンスに「かわいい」と言うのもなんか変な気がして、プリンセスとか言ってしまう……。
今ほど、言葉がはらむジェンダーに憎しみをおぼえたことはない。
女の子も男の子もかわいい時はかわいいし、かっこいい時はかっこいいんだよ……!
誰だよ、かわいいが女の子に、かっこいいが男の子にふさわしいってイメージ植え付けたやつ。どの時代からですか? そういうジェンダーが内包されていったのは。
でも、「プリンセス」(言及してないけど、きっと「かわいい」も)って言われるのは、彼にとってはストレスだし、できれば言って欲しくないことなんだよね。
本当にごめんなさい。
もともと気をつけてはいたつもりだけど、引き続き気をつけようと思いました。
適切な言いかえがあればいいのにな、と思ったのですが、英国人が濫用することで有名な「lovely」くらいしか思いつかなかった。あと「最高」「チャーミング」とか。いずれにせよ語彙の死。
※イギリス人が使うlovelyについてはこちら参照
イギリス英語の基本?”lovely” の使い方 | 日刊英語ライフ
私は彼が彼らしくアイドルをやっているだけで最高だと思っているし、そのアウトプットがしばしば「かわいい」になってしまう。
思ってしまうのはやめられないし、たぶんこれからも気をつけた上で気の合うオタクと盛り上がっていくと思う。
何が言いたいかというと……
節度は守るから、かわいいって思うのは……許してねほしいなぁ……である。
なんかプリンセスからかわいいに話題が移行してしまっていますが、とりあえず昨日のラジオに関して思ったことは以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。