こんばんは、あずさです!!
ぼーっとしてたら1月も終わりそうですね!
私は大寒波のなか、健人くん出演の映画『ラーゲリより愛を込めて』を見に行きました!!
この映画、ストーリーとか説明し始めるともうネタバレ直結というかね。
公式の「ストーリー」も、ほぼネタバレじゃない…? って思うw
ニノが演じた主人公の山本幡男さんは実在の人物で、彼のwikipediaを読むともう何が起こったか最後までわかるんですよ!!
こんな筋のわかりきった話を見に行くなんてどうなんだろうって正直思っていたんですけど。
どんなに筋がわかっていたって健人と犬の共演は映画でしか見られませんから。
見に行きました。
きっと意識の高いファンは年内に、なんならドームツアー前に見に行っていることでしょう。意識の低い私をお許しください。
あんまり熱心に書く気はないですけど簡単に感想をば。
いくらあらすじがネタバレ直結な映画とはいえ、ディテールまでバラされたくないよ!! って方はここでブラウザバックをお願いします。
公式のあらすじや、山本さんのwikipediaの出来がよいので、わざわざ書くことでもありませんが、この映画は
シベリア抑留中に亡くなってしまった主人公の遺書を、仲間たちが必死に暗記して帰国後に主人公の家族に伝える
というストーリーです。
健人くんは遺書を暗記する仲間のひとりです(ほかは松坂桃李さん、安田顕さん、桐谷健太さん)。
感想
何より、健人くんが出てくるまで1時間くらい待った。笑
山本さんは終戦から亡くなるまでの約9年の抑留生活でしたが、途中で収容所を移っています。
モスクワ側のスヴェルドロフスクから、極東のハバロフスクへ。
健人くんはハバロフスクに移ってから出てきます!!!
最初の収容所では松坂桃李さんと桐谷健太さんしか出てこないのよね。
「健人と犬は……?」という気持ちで見ていた。待ちわびた。
健人くんは、北海道出身の漁師の息子で、足が悪い青年、しんちゃんこと新谷くんを演じています。
しんちゃんは足が悪いので徴兵されず、戦争には行っていないのですが、「漁をしていたら(ロシアに近い海のエリアで?)捕まりました!」ということで捕虜になっています。そんなことってある!?!? ほんとうだったらロシアは今も昔もほんとうにめちゃくちゃな国です。
しんちゃんは学校にも通っていなかったということで文字の読み書きができず、山本さんに文字を教えてもらい、山本さんを慕うひとりになります。文字を練習したり、頑張り屋さんなんですよ。そのおかげで手紙が解禁された時に自分で手紙が書けましたし、山本さんの遺書も書き起こすことができたわけです。
しんちゃんは、ひもじい収容所生活にも関わらず、犬にご飯を分け与えてあげるような優しい青年で、明るい笑顔でみんなを癒していました。うん、ほんとね~、健人くんのあのチャーミングな笑顔がしんちゃんの無垢な笑顔にぴったりだったのよね!!!!
戦時にこんな脚の長い人間いないだろwと思った(理不尽なクレーム)以外は、ほんとうに真摯な演技が伝わってきて、健人くんよかったよ!!! となりました。
映画じたいも、正直、フンどうせお涙ちょうだいって感じなんでしょ~って思ってましたけど、
シベリア抑留の理不尽さとか、過酷な生活の中でも楽しみや希望を見出したりすることの尊さとかも描いていて、よかったなって思いました。
よくもあり悪くもあったのは、10年以上に及ぶ抑留生活をまとめてお送りしているので、ストーリーの流れ的に無駄がなくダレないんですが、全体的にあっさり感は否めなかったところかな。。
収容生活の残酷すぎるシーンとかもなかったので、リアルじゃない! 生ぬるい! って思う人もいるかもしれないな。特に身内に抑留帰りの方がいて、話をきいたことがある方などは思うかも。私はそういう経験がないので、この映画のレベルでもシベリア抑留ってひどい……って思ったけど。
個人的には山本さんがやっていた句会などの文化的活動について掘り下げてほしかったし、遺書を暗記するシーンももう少しあってもよかったのかなって思います。でもそういうことすると上映時間が大変なことになるのよね…ただでさえ2時間超えているからね。制作陣も色々苦肉の策だったのでしょう。
あ、涙は私は出なかったけど、周りからは鼻をすする音が聞こえてました。
というわけで、健人くんがいい映画に出て、いい演技をしていたので、ほっとしました!!
上映もいつまでされるのかわかりませんので、まだ見てなくて見ようかな~って方はお早めに。
とりとめのない感想ですがこのへんにしておきましょう。お付き合いいただきありがとうございました。
そしてそうこうしているうちに…
5人のライブ映像公開じゃ~~ん!!!!!
明日仕事休みにしていてよかった!! 今から見ます!!
みんなも見てるのかな。見たらどんな気持ちになるかな。。ドキドキ。
それでは今回はこのへんで。